成城石井のピッツァを食べてピザ窯が欲しくなった話

蒸し暑い日が続き、高原に引っ越したくなった料理研究家さわけんです。

今回は成城石井の冷凍ピッツァの話です。

今、成城石井の冷凍ピッツァといえばコレ。

430円で買える本格派とネット界隈では有名なピッツァです。

ネット界隈の「美味しい」方面の記事はどうも信用できませんが、このピッツァは超オススメです。

つい数年前まで成城石井のオリジナル冷凍ピッツァと言えばこれでした。

このサイズで647円。大きいのでコスパは良かったのですよ。

安い焼きたてピッツァより味も少し良く、コスパは配達系より良かったので重宝していました。

そして2020年に発売されたのが今回の主役、長方形の冷凍ピッツァです。

このピッツァの良いところは「生地がとても良い塩加減で美味しく、そして安価」なところです。

ピッツァの美味しさは生地の美味しさですね。

程よい強さの塩と小麦粉の味が重要です。

日本で作られるピッツァの生地は塩分が少なめで味が薄いことが多いですね。

成城石井の丸い方の冷凍ピッツァも日本製で塩味が穏やかでパンチがないのです。

ま〜それはそれで健康的な感じで良い気もしますが、やはりピッツァの生地はしっかり目の塩と粉の旨さを感じたいのですよ。

しかしですよ!このピッツァはイタリア製なので粉と塩加減がちょっと違います。

はっきり味があるピッツァ生地なのですよ!

正直、チーズの量は少ないですが、それは自前で増やせば解決します。

オススメは美味しいパルメザンチーズとエクストラヴァージンオリーブオイル。

これを振れば美味しさ倍増間違いなしです。

あ、焼き方も重要ですね。

ピッツァは生地が薄く、面積が広いため焼いているときに生地の水分が抜けやすい訳です。

なので焼き過ぎると端と裏がカリッと硬くなり過ぎてしまいます。

逆に焼きが弱いと焼き色の香りやサクッと感がなくて、やはり短調な味や食感です。

理想は高温で底を焼きソースが乗っているにもかかわらず裏を香ばしく色付けて焼き、
端(コルニチョーネ)の中は火が通っている状態で水分は抜けすぎず「むっちり」感があり、
表面だけ色付けて香ばしく、サクッとした食感が欲しいのです!

うん、ピザ窯が必要でしょ!これは。

でも今回は冷凍ピッツァ(430円)で幸せになる方法なので・・

この理想を踏まえながら冷凍ピッツァをおうちで美味しく焼き戻すには・・・

冷凍なので焼きたての状態よりも水分が少し抜け気味です。
なのでそのまま焼き戻すとさらに水分が抜けてカリカリに近づいてしまうのです。

これは霧吹きで裏にしっかり水分を補給しておく事でカバーします。

焼き戻す器具はトースターがいいですね。
それも下の火力が強いものがオススメ。

高火力の出るグラファイト系がいいでしょうね。

トースターは熱源が近くて温度の上がりも早く、元来予熱不要な器具なのでピッツァを焼き戻すには簡単で最適ですね。

焼き方はできる範囲で高火力&短時間を心がけると外サク中モチに近づくでしょう。

こんな感じで焼き上がり!

裏もちゃんと色づいて底が曲がる程度の柔らかさが残って居ます。

因みにチーズ増量しています。

生地の切断面はこちら。

気泡が不揃いな感じで壁は少し厚め。生地の伸びはそんなに良くないのかも知れませんね。

食べるとなかなかの美味しさですよやっぱり。

まー最高かと言われると本格ピッツァとはかなり違いますが、それは窯が違うので仕方無しなのです。

う〜んピッツァ窯が欲しい(コレ本音)。

それはさて置き、このピッツァが430円はお得ですよ!

500円でそれほど美味しくない焼きたてピッツァを買うならこっちですよ!味も3種類ありますよ!

と言うわけでピッツァ窯が欲しくなったピッツァの話でした。

キッチンまわり評論家・科学する料理研究家 さわけん

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フランスのレストラン経験と豊富な知識と論理性

こんにちは科学する料理研究家・さわけんです。
さわけんシェフは料理の専門家です。
料理を「教える」「審査する」「知見に富んだ評価」「しゃべり」「少しの毒」が持ち味です。
そしてキッチンまわり評論家です。 日本で一番たくさんの調理器具、調理家電を試し、日本一食品の食べ比べをしています。
よく出る媒体は雑誌モノクロや家電批評などで、調理家電や調理器具、コンビニ食品、PB食品、缶詰、冷凍食品、レトルトから原材料まで何でも実際に使って食べて精通しています。その数1万点以上!
料理講師としては辻調理師専門学校で助教授を務めた実力派。
フランスの2つ星レストランで働いた経験があります。
豊富な知見で飲食店のメニュー開発や地方のお土産などの商品開発も得意です。
テレビのバラエティー番組で長年フードの責任者をやっていたので食系動画企画監修、映画やテレビのフランス料理監修や料理人の所作指導もやります。
フード系動画コンテンツ企画の立案や炎上しないための監修から出演まで承ります。

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