ハンディファンのケースを作った話

先日、子供から「ハンディファンの網が壊れているので買い替えたい」と言われて確認してみると・・・

ぱっと見はわからないが確かに5〜6本ほど折れている。

まー子供のカバンはいつもパンパンなのでそこに入れたらこうなるわな〜という折れ方でした。

そこでフランフランの通販を見てみると売り切れ。

 

Amazonを覗くとなんと3500円〜5000円で売られているじゃないですか!
あれ、これって転売?なんて思いつつ色々調べるとかなりの品切れっぽい。

こりゃまともには買えないかも知れない。
元値は2000円程度なので転売業者に送料込み1500円払えばいい訳だが嫌だ。

状況的に背に腹は変えられないし、大した額では無いので良いんじゃないかとも思う。

でも%で考えると買い漁っただけの人に40%持って行かれるのはやはり嫌なのだ。

それならフランフランに3000円渡したい。

幸い家にはもう一つ色違いのフランフランのハンディファンがあるので、それを持っていく様に伝えると
「あーこの色は被りが多いからダメ」とよく分からないNGを出される。
中学生めんどくさ過ぎる。

それじゃーこれは?と他の会社のを勧めると
「いや、フランフランが正解だから」と頑なにフランフランを譲らない。

フランフランも家電メーカーじゃないし国外の工場に作ってもらっていて、仕様はフランフランだけど技術は工場のだから他のメーカーでもそんなに変わらないよ〜
一番重要なのは発売しているメーカーの姿勢だよ〜
など色々提案したがやはり
「いや、正解がわかっているのに他は選ばないでしょ」との事。

何でもかんでも「いや、」で返してくる否定的な中学生・・・難しい。

確かにフランフランは羽枚数が多くて静かでトラブルは少なそうなので、本家で買えたら選ぶでしょう。

しかし今は絶賛品切れ&転売の真っ最中(少なくてもそんな印象)。

転売屋さんから買うのは気分が良くないという話を語っていると
「品切れだし色被りくらい我慢しなさい!」と妻の一言。

で中学生も渋々色被りのフランフランを持っていくことで決着した。
父の言うことは聞かないのにそっちは聞くのか・・・。

めでたく持っていく物は決まったが、カバンパンパン問題はそのままなので破損対策が必要になる。

ハードケースをつけないとまた圧力でポキポキ折れるのは確実だ。

そこで上手くはまるケース的なものはなんだろうと考えてみた。

金属は重いのでNG。

プラスチックで硬さがあり裏をカバーできたらそれでよし。

グリップの部分は加工が必要なのでやはりプラスチック製がいい。

などなど、じーっと観察して考えていたらぴったりのものが目の前にありましたよ。
「ジップロックスクリューロックの300ml」が大きさぴったりじゃないですか!

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というわけで新品のスクリューロックを買いに行って加工開始。

2個入りなので初めはプロトタイプを作れて安心♪

とりあえず作ってみるかと現物を観察すると側面に2箇所凹みがある。

なんとなくそこを避けてグリップ部分が入る部分をカッターナイフでカットする。
するとパキッと音がして下まで割れた。

どうもスクリュー部分までは分厚くて硬いが、そこを超えると一気に下まで割れる様だ。

ま〜底部まで割れた訳ではないのでそのまま完成。
でハンディファンを入れてみると大きさぴったり!

ん?少し浮いている?
蓋を閉めてみるとちょっと閉めづらい。

少しだけだがフィットしていない。

よくよくみると凹みの分、中まで収まらない感じのサイズ感だ。

この凹みの部分を平らにしたら収まりそうだな〜。
という訳で凹み自体をカットしてグリップの場所にしたらぴったりフィットするはず!

カッターナイフは割れるのでクリップを熱して溶かして切断することにした。

で出来たのがこれ。ガタついているのはご愛嬌。
ガードができればいいのです!

凹みを一つ無くした事でぴったりフィット。

蓋をしたらこんな感じ

蓋の閉まりも良くなかなかの出来栄えじゃないですか♪

*目的外使用及び改造を加えるので自己責任でお願いします!

これで色被りを気にしなくなればいいのですが・・・。
科学する料理研究家・さわけん

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フランスのレストラン経験と豊富な知識と論理性

こんにちは科学する料理研究家・さわけんです。
さわけんの仕事はスターダストマーケティング所属の料理タレントです。 「教える」「料理審査」「モノの評価」「しゃべり」「少しの毒」が持ち味です。
そしてキッチンまわり評論家です。 日本で一番たくさんの調理器具、調理家電を試し、日本一食品の食べ比べをしています。
よく出る媒体は雑誌モノクロや家電批評などで、調理家電や調理器具、コンビニ食品、PB食品、缶詰、冷凍食品、レトルトから原材料まで何でも実際に使って食べて精通しています。その数1万点以上!
料理講師としては辻調理師専門学校で助教授を務めた実力派。フランスの2つ星レストランで働いた経験があります。
豊富な知見で飲食店のメニュー開発や地方のお土産などの商品開発も得意です。
テレビのバラエティー番組で長年フードの責任者をやっていたので食系動画企画監修、映画やテレビのフランス料理監修や料理人の所作指導もやります。
フード系動画コンテンツ企画の立案や炎上しないための監修から出演まで承ります。

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